2008年9月6日土曜日

大森貝塚(大森貝墟碑)モース博士

大森貝塚は大田区と品川区にまたがる縄文後期から晩期にかけての遺跡で、国の史跡に指定されている出土品は多種類の貝殻をはじめとして、土器、土偶、土板、石斧、石鏃、人骨片、鹿やクジラの骨など多様で、これらはすべて東京大学に保存され、国の重要文化財に指定されている1877年(明治10年)6月、アメリカの動物学者E・S・モース博士が横浜から新橋へ向かう途中、汽車の窓から貝殻が堆積しているのを発見し、間もなく日本で最初の科学的発掘調査が行われた。これが大森貝塚である。参考資料:品川区立品川歴史館 見学のしおり 学生社刊 大田区史跡散歩 中央公論社刊 日本の歴史